無職になって怖かったのはお金じゃなかった話

退職
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※本記事は筆者の実体験・個人の感想をもとに書いています。
すべての方に当てはまるわけではありません。

 

退職して、無職になりました。

「まずお金の計算をしなきゃ」と思っていました。
でも実際に毎日しんどかったのは、お金のことではありませんでした。

もっとうまく説明できない、じわじわとした怖さがありました。

退職してすぐ、親が助けてくれた

退職したのは5月の中旬でした。

それなりにしんどい経緯があって、体がついていかなくて、辞めることになりました。
詳しい経緯は別の記事に書いているので省きますが、「もう無理」と思ってからの退職でした。

辞めた直後、お金の不安は正直、かなり大きかったです。
収入がゼロになるのは初めての経験で、「毎月どう生活しよう」と頭の中でぐるぐるしていました。

でも、親が「しばらく援助するよ」と言ってくれました。

それだけで、お金への不安はずいぶん小さくなりました。
生きていける見通しがついたからです。

ところが、それでも消えない不安が残っていました。

辞めた詳しい経緯はこちらから↓

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お金の不安が消えた後に残ったもの

親の援助が決まって、生活の目処がつきました。

なのになぜか、落ち着けませんでした。

「このまま就職できなくなるんじゃないか。」

そんな考えが、頭の片隅にずっとありました。

別に誰かに言われたわけではありません。
親から責められたわけでも、友人に何か言われたわけでもありません。
ただ、自分の中から湧いてくる感覚でした。

普通に会社員として働くのが、今の日本では当たり前のこと。
そのレールから外れているんじゃないか。

その感覚が、ずっとそこにありました。

「社会的地位」という言葉の重さに気づいたとき

無職になってしばらくして、ふと気づいたことがありました。

皆が仕事から帰ってくる時間に、私はまだ家にいる。
パートナーが「今日どうだった?」と聞いてくる。
その問いに、答えられるものが何もない日が続きました。

「今日は何してたの?」

そう聞かれるたびに、「ブログを少し書いた」「調べものをした」と答えながら、自分の中でずっとひっかかっていたものがありました。

社会的な役割がない自分というのは、こんなに居場所のない感覚がするんだ。

社会的地位、なんて言葉は難しく聞こえますが、要は「この社会にいていい理由があるかどうか」みたいな感覚に近かったと思います。

誰に言われたわけでもない。
でも、自分の中の基準が、ずっとそう問いかけてきていました。

「誰かに言われたわけじゃない」が一番しんどかった

休職していたころも、似たような感覚はありました。
でも休職は、会社との関係がまだありました。
「休んでいる会社員」というラベルがついていました。

無職になると、そのラベルもなくなります。

「何者でもない自分」という感覚が、こんなに重たいものだとは思っていませんでした。

誰かに責められていれば、反論できます。
「そんなことはない」と言い返せます。
でも、自分の中から来る声には、言い返すことができませんでした。

「普通じゃないんじゃないか」「このままでいいのか」

その声は、静かなのに、しぶとかったです。

休職していたころの話はこちら↓

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ブログを始めて、少し変わったこと

無職になってしばらく経って、ブログを始めました。

きっかけはお金でした。
収入が必要で、AIに相談したら「ブログをやってみては」と勧められました。
最初は半信半疑でしたが、記事を書き始めました。

変わってきたと感じた瞬間は、ある記事を書き終えたときでした。

「これ、誰かの役に立つかもしれない。」

そう思えた瞬間、あの「何者でもない自分」という感覚が、ほんの少しだけ薄れた気がしました。

完全になくなったわけではありません。今もあります。

「普通のレールから外れた感覚」は、まだちゃんとそこにあります。

ただ、「夢があるから頑張れている」というよりは、「動いているから今日をやり過ごせている」くらいの感覚で、毎日を続けています。

それくらいで、今はちょうどいいと思っています。

不安があっても、動けることがある

最後に一つだけお伝えしたいことがあります。

無職になって社会的地位への不安を感じたとき、「それを感じてはいけない」と思わなくてよかったと、今は感じています。

「不安があるのはおかしい」「前向きにならなきゃ」と自分に言い聞かせるより、「不安がある。でも今日も動いた」のほうが、ずっと自分には合っていました。

誰かに言われた不安ではなかった分、誰かが解決してくれるものでもありませんでした。
自分の中の基準が作った不安は、自分の経験が少しずつ塗り替えていくしかなかったです。

それが今の私の、正直なところです。

よくある質問

Q
親に援助してもらっている間、罪悪感はありましたか?
A

ありました。
「いつまでも頼っていていいのかな」という気持ちは、毎日どこかにありました。
ただ、責められたわけではなかったので、その罪悪感は完全に自分が作り出していたものでした。
罪悪感を感じること自体はおかしくないと思っています。

Q
無職期間はどのくらい続きましたか?不安はいつ頃やわらぎましたか?
A

私の場合、ブログやライターの仕事を少しずつ始めてから、「何もしていない」という感覚が薄れてきました。
収入が増えたというより、動いている実感が積み重なったことが大きかったです。
時期には個人差があると思います。

まとめ

  • 無職になってしんどかったのは、お金よりも「普通のレールから外れた感覚」だった
  • その不安は誰かに言われたわけではなく、自分の中の基準から来ていた
  • 不安があっても動くことはできる。動いているうちに少しずつ変わっていく

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