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「転職したいけど、今の自分が動いていいのかわからない」
休職中にそう感じている方のための記事です。
結論から言うと、休職中でも転職エージェントへの登録・利用は問題ありません。
ただし、タイミングと使い方を間違えると逆効果になることもあります。
私自身、抑うつで休職したまま転職活動を始め、転職先を1週間で退職するという経験をしています。
「体調が回復してから動けばいい」という考えは正しいのですが、回復を待ちすぎた結果、傷病手当の期間が終わって焦って動き始め、タイミングを見誤るケースも少なくありません。
動き始める前に知っておくべきことを、失敗談を含めてリアルにまとめました。

この記事でわかること
- 休職中に転職エージェントを使っていいか(結論と根拠)
- 動いていい人・もう少し待つべき人の具体的な目安
- エージェントへの休職の伝え方(病名まで言う必要はありません)
- 傷病手当をもらいながら転職活動できるかどうか
- 休職が転職先にバレるルートと現実的な対処法
- 私が休職中に転職活動して1週間で退職した話と、そこから学んだこと
休職中に転職エージェントを使っていい?結論
使えます。
法律上、休職中の転職活動は禁止されていません。転職エージェントへの登録を断られることも、ほぼありません。
ただし、「使えるかどうか」より先に確認してほしいことがあります。
「今の自分が動ける状態かどうか」 です。
転職活動はエネルギーを使います。
書類作成・担当者との面談・企業面接——どれも、回復途中の体には想像以上の負荷になります。
私は「動ける」と自分では思って動き始めましたが、転職先を1週間で退職することになりました。
動いていい人・もう少し待つべき人の目安
感覚ではなく、行動レベルで判断するのがおすすめです。
動いていい状態の目安
- 医師から「転職活動を始めていい」という言葉をもらっています
- 週4〜5日、2〜3時間以上何かに集中して取り組めています
- 休職して1〜2ヶ月以上経ち、症状が安定してきています
- 外出・会話がそれほどつらくない状態です
もう少し待つべき状態の目安
- 休職して2〜3週間以内です
- まだ眠れない・食べられないなど、基本的な生活が乱れています
- 医師から「まず休んで」と言われています
- 転職のことを考えるたびに強い焦りや不安が出てきます
「週4〜5日、2〜3時間集中できるか」は一つの現実的な目安です。
転職活動は面接準備や書類作成など、ある程度まとまった集中力が必要な作業が続きます。
それができる状態かどうかが、動き始めるタイミングの判断基準になります。
焦る気持ちはわかります。
でも体が回復していない状態での転職活動は、途中で動けなくなるリスクが高いです。
「まず休む」が遠回りのようで、実際は一番の近道です。
転職エージェントに休職を伝えるべき?正直に言っていいライン
エージェント担当者への伝え方と応募企業への伝え方を分けて考えると整理しやすいです。
エージェントの担当者には伝えたほうがいいです。
転職エージェントの担当者には、休職中であることを伝えることをおすすめします。
理由は3つあります。
①あなたの状況に合った求人を紹介してもらえます
残業が少ない・在宅比率が高い・職場環境が整っているなど、再発リスクの低い環境を優先して探してもらえます。
②体調に合わせたペースで進められます
「面接を週1本のペースにしたい」「オンライン面談のみで進めたい」など、体調に合わせた進め方を最初から相談できます。
③担当者には守秘義務があります
話した内容が現在の勤務先に漏れることはありません。
伝えるときは病名まで言う必要はありません。「体調を崩して休職中です」という伝え方で十分です。
応募企業への伝え方は別で考えます。
応募企業に対しては「どこまで伝えるか」の判断が少し変わります。
休職中であることを必ず申告する法的義務はありません。
ただし、面接で直接聞かれた場合に虚偽の申告をすることは経歴詐称にあたるリスクがあります。
虚偽の申告はやめてください。
「聞かれていないのに自分から言う必要はないが、聞かれたら正直に答える」——この線引きが現実的でもっとも安全な対応です。
エージェントの担当者に「企業への伝え方を一緒に考えてほしい」と相談すると、あなたの状況に合った言い方を一緒に作ってくれます。
傷病手当をもらいながら転職活動できる?
できます。
転職活動をしていること自体が、傷病手当金の受給条件に反することはありません。
注意点が2つあります。
①退職前に転職先を決めることが大切です
退職してしまうと、条件によっては傷病手当金の継続受給ができなくなる場合があります。
転職先が決まってから退職するのが、お金の面で最も安心です。
②入社した時点で受給は終了します
内定が出た時点ではなく、働き始めた日(入社日)以降は受給できなくなります。
傷病手当金の残り受給期間を把握してから転職活動のスケジュールを立てると、焦らず動けます。

休職が転職先にバレる?知っておきたい3つのルート
「黙っていればバレないのでは」と思う方も多いですが、バレるルートは主に3つあります。
①源泉徴収票から
入社後に前職の源泉徴収票の提出を求められると、給与額が少ない期間(休職中)が数字として見えます。
「年収と合わない」と経理担当者に気づかれることがあります。
②住民税の納税額から
住民税は前年の所得に基づいて計算されます。
休職で収入が大幅に減った年の翌年は住民税額が低くなり、経理担当者に気づかれることがあります。
③傷病手当金の受給履歴から
転職先で再発・再休職して傷病手当金を申請すると、支給履歴の照会で過去の受給が発覚することがあります。
これらはあくまで「休職していた事実が知れる」ルートです。
休職の理由(病名)まで知られることは基本的にありません。
転職後に休職が発覚した場合に信頼を失わないためにも、エージェント担当者と相談しながら「どこまで・どのように伝えるか」を事前に整理しておくことをおすすめします。
私が休職中に転職活動して1週間で退職した話
私はコールセンターの仕事でメンタルを崩し、抑うつで休職しました。
休職して2ヶ月ほど経ったころ、「このままでは回復してもまた同じ環境に戻るだけ」という焦りから転職活動を始めました。
フルリモートの求人を中心に動きましたが、40社以上に落ち続けました。
体が完全には回復しきっていない状態で、毎日のように不採用通知を受け取るのは、想像以上に消耗しました。
やっとのことで転職先が決まり、入社したのですが——1週間で退職しました。
入社初日、職場に入った瞬間から強い動悸がありました。「また同じことになる」という感覚が体に先に出てきて、脳がそれを止められませんでした。3日目には出勤するのに1時間かかるようになり、1週間で限界になりました。
そのとき気づいたことがあります。
「転職先が決まること」と「回復できていること」は別の話だ、ということです。
転職はゴールではなくスタートです。
動けるかどうかを正直に見極めてから動いた方が、結果として遠回りにならないと、失敗して初めてわかりました。

休職中でも使いやすい転職エージェント
体調に合わせたペースで相談でき、書類対策まで一緒に進めてくれるエージェントを選ぶのがポイントです。
第二新卒エージェントneo
第二新卒エージェントneoは、初回面談最大2時間・書類の作成と添削まで伴走する設計で、未経験からの支援実績は1万人以上です。
オンライン面談に対応しているため、外出が難しい時期でも自宅から相談できます。
「まだ転職するか決めていない」段階での相談も受け付けています。
こういう方に向いています
- 20代で、短期離職や空白期間があって経歴に自信が持てない方
- 書類の書き方から一緒に考えてもらいたい方
- まだ転職するか決めていないが、まず話だけ聞いてみたい方
- オンラインで自宅から相談したい方
こういう方には別の選択肢を検討してください
- 29歳以上の方(対象外になります)
- 体調がまだ安定していない方(まず回復を優先してください)
- 障害者手帳をお持ちで障害者雇用枠での転職を考えている方(dodaチャレンジなど専門サービスが適切です)
dodaチャレンジについてまとめた記事はこちらから↓

体調に合わせたペースで相談できます。
まず話を聞いてみるだけでも大丈夫です。
よくある質問
- Q休職中に転職活動していることが今の会社にバレることはありますか?
- A
転職エージェントから現在の勤務先に連絡がいくことはありません。
ただし、面接の日程調整で有給休暇を使う場合などは、職場での行動に注意が必要です。
- Q傷病手当をもらいながら転職活動しても問題ないですか?
- A
問題ありません。
ただし転職先への入社した時点で受給は終了します。
退職前に転職先を決めるのがお金の面で安心です。
- Q病名(うつ・適応障害)までエージェントに伝えないといけませんか?
- A
「体調を崩して休職中です」という伝え方で十分です。
病名を正確に伝える義務はありません。
ただし、面接で聞かれた場合に虚偽の申告をすることは避けてください。
- Qオンライン面談だけで転職活動を進められますか?
- A
ほぼすべての転職エージェントがオンライン面談に対応しています。
外出が難しい時期でも自宅から相談できます。
- Q転職するかまだ決まっていないが相談だけできますか?
- A
できます。「まだ転職するか決めていない」段階での相談を受け付けているエージェントがほとんどです。
相談しながら方向性を一緒に考えることもできます。
まとめ
- 休職中でも転職エージェントへの登録・利用は問題ありません
- 「動いていい状態か」は行動レベルで判断します。週4〜5日、2〜3時間集中できるかが一つの目安です
- エージェント担当者には休職中と伝えたほうが合った求人を紹介してもらえます。病名まで伝える必要はありません
- 傷病手当をもらいながら転職活動は可能です。入社日が決まった時点で受給終了になります
- 「転職先が決まること」と「回復できていること」は別のことです。タイミングを間違えると転職が回復の妨げになることもあります
焦る必要はありません。
今の自分の状態を正直に見ながら、一歩ずつ動いてみてください。
まず相談だけでも大丈夫です。
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