休職中に転職して1週間で辞めた話|体が動かなかった2日目と、3つの失敗

休職
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この記事でわかること

・休職中にフルリモート求人40件落ちた実際の経緯

・なぜ内定をもらったのに1週間で辞めたのか

・同じ失敗をしないための3つの教訓

「休職中だけど、転職しないといけない気がする」

そう感じながら、毎日求人サイトを開いていた時期があった。 体は回復しきっていないのに、お金の不安と焦りで動き続けた。

フルリモートなら楽になれると思って40件応募した。全部落ちた。 条件を下げてようやく内定をもらった会社を、1週間で辞めた。

同じ失敗をしてほしくないから、正直に書く。

フルリモートを目指した理由

前職はコールセンター・カスタマーサポートの業務をしていた。
失敗が許されない緊張感はあったが、できるようになる達成感があって続けられていた。

きつかったのは業務内容以外の全部だった。

人間関係への消耗。
友達じゃないからこそ「失言してやばいやつ認定されたくない」という意識が人より強く、会話のたびにエネルギーを削られた。
満員電車。
毎日同じ時間に起きること。
時間を管理されること。

そこに抑うつの診断が重なって、休職に入った。

休職中、思った。
「フルリモートなら、通勤ゼロ。人間関係も最低限。時間も自分で管理できる。」

それで動き出した。

フルリモート40件、全部落ちた話

コールセンター経験があったから、フルリモートの電話対応を中心に応募した。
本音はメール・チャットのみの業務がよかったが、倍率が高いフルリモート市場で未経験は難しいと判断した。

書類が、通らない。 体感8〜9割は書類で弾かれた。
応募先ごとに志望理由・自己PRを変え、写真も変え、AIに添削してもらった。
できることは全部やった。それでも通らなかった。

書類を通過しても、事前テスト・アンケートで弾かれる。
面接まで辿り着いても、倍率50〜100倍の世界に経験豊富な人たちが集まってくる。
ペラペラの私には、その席は奪えなかった。

ここまでで約2〜3ヶ月。

「もう無理」と思って条件を外した

フルリモートの条件を外して普通の転職活動を始めたら、あっさり内定が出た。
今まであれほど苦労していたのが嘘みたいに。

コールセンターに内定をもらった。 通勤あり、人間関係あり。今まで通りの環境だ。
でも「内定が出た」という事実に、ほっとした自分がいた。

1週間で退職した

1日目:社内案内・PC設定・軽く業務内容に触れて終わり。

2日目:体調不良で休んだ。

3日目:退職を申し出た。

4日目:退職手続き。

5日目:退職。


2日目に休んだとき、気づいた。

体が動かなかった。
正確には、動かそうとする気力がなかった。
「また明日行けばいい」と思えなかった。

休職前と同じ感覚だった。
環境を変えても、体の状態は何も変わっていなかった。
それがはっきりわかって、3日目に退職を申し出た。

失敗①「傷病手当金の制度を正しく理解していなかった」

振込までに思いのほか時間がかかった。 もらえる金額も正確に把握できていなかった。

お金の不安が常にあって「これじゃ治るものも治らない」と感じていた。 その焦りが、すべての判断を歪めた。

まず制度を正確に理解することが、焦らない転職活動の土台になる。

傷病手当金について

受給できる金額の目安は
「直近12ヶ月の標準報酬月額の平均 ÷ 30 × 2/3(給与の約3分の2)」です。


支給期間や振込タイミングも含めて事前に確認しておくことをおすすめします。

傷病手当金はいくらもらえる?早見表+月収別計算例・受給期間・申請の流れを解説
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失敗②「焦ったこと。そして焦りに気づけなかったこと」

世の中みんな働いている。生活があるから当然だ。
でもそれを見るたびに「自分だけ取り残されている」という感覚になっていた。

お金の不安+社会から置いていかれる焦り。
この2つが重なって「とにかく早く働かなければ」という思考になっていた。

「環境を変えれば気持ちも変わるだろう」——これは体が回復していない状態での焦りが生んだ判断だった。

当時の自分に言えるとしたら、「まず医師に転職活動を始めていいか確認する」という一手を踏んでほしかった。
焦りに気づけないのが、この状態の怖いところだから。

失敗③「市場を理解せずに一人で戦ったこと」

休職・短期離職という経歴は、自分一人でカバーするには限界がある。

フルリモートに固執したことも含め、もっと早くプロに相談していれば、自分の経歴でも戦いやすい求人や、フルリモート以外でも働きやすい環境の選択肢を広げてもらえたはずだった。

Indeedで一人で応募し続けたことが、最終的に自分を追い詰めた。

同じ状況にいるなら、一人で戦わないでほしい。

体調が回復して、動き出せそうだと感じたとき。
まず話を聞いてもらうだけでもいい。

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よくある質問

Q
休職中でも転職エージェントは使えますか?
A

使えます。ただし体調が回復してから動くのが基本です。
詳しくはこちら → 休職中に転職エージェントを使っていい?

Q
短期離職があっても転職できますか?
A

できます。大手より第二新卒・既卒特化型のサービスの方が、経歴のカバー力があります。

Q
傷病手当金をもらいながら転職活動してもいいですか?
A

問題ありません。
ただし新たな会社で働き始めた時点で受給は終了します。
退職前に転職先を決めるのがお金の面で安心です。

まとめ

  • フルリモート市場は倍率が高く、未経験・休職中の条件では書類段階で弾かれやすい
  • 傷病手当金の制度を正確に把握しておくことが、焦らない転職活動の土台になる
  • 「環境を変えれば治る」は体が回復していない状態では危険な判断になる
  • 休職・短期離職経歴がある場合は、一人で戦わずプロに相談する方が結果が出やすい

今すぐ動ける状態じゃなくてもいい。
情報を集めておくだけでも、いざというときの選択肢が増える。

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